Nritya Angan

Nao Tsutsumi official web site

Nritya Angan

教室紹介を掲載していただきました

川崎でのカタック教室の紹介を、スタジオスクエアのInstagramアカウントに掲載していただきました。ありがとうございます!
https://www.instagram.com/studiosquare_y/?hl=ja

ShowBuzzStudioは、グングルを巻いて元気にタタカールを踏んでも大丈夫なので嬉しいです!(インド古典舞踊の教室は足を踏み鳴らす音や振動でクレームになり、流浪の民になりがちなのです…)
鏡はもちろん、ホワイトボードも設置されているので言葉の説明で板書することもあります。

このスタジオでクラスをスタートさせてから、早1年が経ちました。
コロナ禍でのスタートだったため、これといった宣伝も行っておらず、少人数でのびのびとレッスンを続けています。これまでの繋がりや、たまたま興味を持って集まってくれた生徒さんがたには感謝しかありません。
一番基本のタタカールから始めて、少しずつ出来ることが増えていく。自分がカタックを習い始めた頃にどんな事が難しかったか、どんな風に教えてもらったのか、何冊もの古いノートを読み返しながら思い出す事もたくさんあります。いま改めて自分も一緒に学んでいるんだなと感じます。

現在はご覧の通りマスク着用で、窓を開けて練習を行っています。
マスクが外せるようになったら、アビナヤの感情表現なども行っていきたいですね!皆さんがどんな世界を見せてくれるのか楽しみです。

カタック教室は見学、体験も可能です。詳細はLessonのページをご覧ください。
ぜひ一緒に踊りましょう!
http://nritya-angan.com/lesson/

おまけ。掲載用にグングルを巻く姿を撮影する図。

India – Japan : path to partnership

皆さん、今年のお盆はどのように過ごされたでしょうか。

8月15日は日本では終戦記念日ですが、インドにとっては独立記念日にあたります。
今年は75年という節目の年にあたるそうで、東京のインド大使館ではコロナ禍で集まってのお祝いはできないものの、このようなお祝い動画が公開されました。

光栄なことに私も動画作品で一緒にお祝いさせていただきました!
実はこちらは別のインド大使館の企画で撮影したものだったのですが、今回一足早くその一部をご覧いただけることになりました。(全編はまた改めて公開されますのでお楽しみに)

タブラは石田紫織さん。撮影はGakuさん、Mokieさんの強力コンビに編集も行ってくださったMidori Haginoyaさん。そして撮影協力は池上にある本妙院さんです。

日印の友好な関係が末永く続いてゆきますように!

横浜ダンスパラダイス

横浜ダンスパラダイスの1日目。
7月22日に横浜みなとみらい地区ランドマークプラザ内のサカタのタネガーデンスクエアにて。
上の画像は22日分の告知ポスターです。ちいさく私の写真も載っています。

吹き抜けのイベントスペースでは正面のお客様に加えて、上階から覗いてくださる方も多く、なるべく皆さんにご挨拶できるよう心掛けたつもりです。
見に来てくださった皆さん、足をとめてくださった皆さん、どうもありがとうございました!

開催を決定し準備に尽力してくださった運営スタッフの皆さんもありがとうございます。
フットマイクを置きたいと伝えたところ、ご覧の通りカーペットではなく、足音が響くタイルフロアに設置してくださいました。しかも動きやすい広さを確保して!これは本当に有難い事です!

横浜ダンスパラダイスは10月まで続きます。
どうぞお近くにお越しの際はステージを覗いてみてくださいね!

出演のお知らせ 7/22

久しぶりに皆さんの前で踊る機会をいただきました!

7/22から10/16まで、横浜各地で開催される横浜ダンスパラダイス。
その初日になる22日に参加させていただくことになりました!

私の出演は14時40分頃から。ランドマークプラザ1階にある、サカタのタネガーデンスクエアにて。
短い時間ではありますが、たくさんの方とお会いできれば嬉しいです!
https://paradise.dance-yokohama.jp/program/

オンラインWSに参加しました!


またしても同じタイトルですが、今回は師匠であるクムディニ・ラキア先生から、アビナヤを学びます。
アビナヤ(Abhinaya)とは表情や仕草で、感情や物語を表現する技術です。カタックではよくクリシュナ神のお話が語られます。

ノートを整理するために改めて動画を見返していたのですが、師の活き活きとしたチャーミングな表現は、モニター越しにも瑞々しい気持ちが伝わってくるようです。

日本ではよく、表情を作ったりお芝居のような動きをするのが恥ずかしいと言う人もいるのですが、私はアビナヤは大好きなのです!(私がクミベンに褒めてもらえる数少ない要素のひとつです!)
外国人としてアビナヤを学ぶのは大変なことです。まず題材となる詩が分かりません。これは私の語学力が不足しているせいでもあります…特にカタックの演目としてとりあげられる詩は言いまわしが古風だったり、韻を踏むために独特な表現がされていたりします。(日本の古典文学も同じですよね。すべて読み解けたら、どれだけ美しい文章だろうかと思います)という訳で、まずは何が歌われているのかを知らなくてはなりません。
そして内容が分かってきたら、その物語をどう表現するのか。カタックのアビナヤは日常生活に基づいたナチュラルな仕草が中心となっていますが、日本とインドでは生活様式やジェスチャーが異なることも多いです。見た目だけをマネしても、実のある表現には結び付きません。

リアリティを持って表現するにはどうするか。
インドの物語を、日本の皆さんに分かりやすく伝えるにはどうするか。
さらに神様への信仰を表現するには…。
これまでの人生経験と想像力をフル活用して、自分なりの世界を練り上げていくのは大変ですが楽しい作業です。

今回のWSでは表現のバリエーションに加えて、踊り手としての心構えやあり方についても、たくさんお話してくださいました。
じっくりとお話が聞けるのも嬉しくて、充実した豊かな時間となりました。企画してくれたKadambの皆は本当にありがとう!

舞台により輝く花が咲くように、日頃からいろんなことに耳を傾け、感じて、触れて、糧としたいですね。

太極拳も修行中です。

先日、太極拳の審査を受ける機会をいただきました。
ここしばらく審査とインド滞在のタイミングが重なることが多く、気付けば前回の中伝の審査から約6年も経っていました!
楊玲奈先生から奥伝のお免状を受け取り、次の指導員の審査に向けて身の引き締まる思いです!
(通常は中伝から1年で奥伝の審査が受けられます)

お免状には楊名時先生のお言葉が記されています。
奥伝のお免状には
「世上無難事 只怕有心人」
(心を定めて努力さえすれば、難しいことは何もない)
太極拳に限らず、いろんなことに繋がる言葉ですね。
もちろん私ひとりで努力してきた訳ではなく、玲奈先生をはじめ、素敵な先輩方に常に支えられています。いつもありがとうございます!

指導員に向けて学ぶことは沢山あります。そして晴れて指導員になると、よりレベルの高いお稽古にも参加できるようになります。
カタックの助けになればと始めた太極拳でしたが、お稽古を続けるほどその奥深さや雄大さに気付かされます。まったく異なるように見えて通ずることも多く、相互に助け合い、影響を与えながら、より豊かな世界が広がるようです。

カタックも太極拳も学ぶことに終わりはないですね!

出演のおしらせ

Thank you very much to Indira Gandhi Cultural Centre, High Commission of India, Dhaka and ICCR.
I’m honored to join Azadi Ka Amrit Mahotsav.

Pranam to my guru Kumudini Lakhia ji and seniors of Kadamb Centre-for Kathak-Dance.

Date:- 21 May 2021
Time:- 07:00 pm (IST) 10:30pm(JST)

www.facebook.com/IndiraGandhiCulturalCentre/

急遽バングラデシュよりお声がけいただきました。
短い時間ですが、ご縁をいただきICCRの仲間たちに混ざり参加いたします。

5月21日 日本時間では夜10:30から。
(ちなみにBSTはバングラデシュ時間ですのでご注意ください)

グングルが届きました!

グングルって何だ??と思われるかもしれませんね。
カタックはもちろん多くのインド舞踊に必要なものです。さて何でしょう!


正解はこちら↓

足首に巻く鈴のことです。
日本語表記だとグングルまたはグングルーなどと書きます。

ソロ公演Nritya Angan アトリエ第Q藝術
ほんとだ巻いてる!

小包はアーメダバードからロックダウンの合間を縫って発送していただき、おみやげ付きで無事到着!
おかげで教室の生徒さんにも、ようやくグングルを渡すことができました。新しいグングルはぴかぴか輝いて綺麗ですね。
これを片足100個ずつ、合計200個を長い紐に編み込んで使用します。(子供や初心者は少な目、男性や筋力トレーニングに多めに巻くこともあります)

元気に楽しく踊れますように。
日印双方から応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます。

+++
インドの状況はさらに深刻となっています。この数ヶ月で多くの著名人や友人が羅漢し、そのなかには残念ながら死に至るケースもありました。
本当に残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。




オンラインWSに参加しました!

3月23日から27日の5日間はKadamb主催のオンラインワークショップに参加しました。
今回はなんと師匠Kumudini Lakhia先生の指導が受けられ、充実した時間を過ごしました!

画面越しとは言え、師匠の姿を見て、声を聴いてのワークショップは身が引き締まる思いです。基礎はもちろん、アドバンスのコンポジションや言葉の意味なども教えてくださり貴重な機会となりました!
ちょっとした仕草や聞かせてくれる豆知識なども面白く、日本にいながら素晴らしいレッスンが受けられるのは本当に嬉しいことです。

期間中はインドのみならず日本、アメリカ、ドイツ、オランダ…などなど世界中から約100名もの参加者が集まりました。
そのなかには進学や就職・結婚などでKadambがあるAhmedabadを離れたり、私と同じように海外から学びに来ていた友人たちなど懐かしい顔ぶれもあり、嬉しい再会にも恵まれて本当に素敵な機会でした!

こうしてそれぞれの場所から一緒にレッスンを受けたり、再会を喜ぶ機会を設けてくれたKadambの皆には本当に感謝です。
実際に会いに行くにはもう少し時間がかかりそうですが、日本にいるから経験できる「いつもと少し違う学びのかたち」にも面白いことが沢山ありますね。

オンラインWSに参加しました!

1/22から26まで、5日間連続で開催されたオンラインでのカタックワークショップに参加しました!
敬愛する我が学び舎KADAMBが主催し、講師はこれまた尊敬してやまないGauri Diwakarさんでした。

例年であれば今頃はアーメダバードに滞在して公演のリハーサル等で忙しくしているはずですが、この冬は日本でできる事を模索する毎日…ちょうど、鍛錬のためにもハードな練習漬けの日々が恋しいなと思っていたところでした。

Gauri Didiは力強さと同時に、正確さと繊細さを併せ持つ素晴らしい踊り手です。基礎の正確さは古典芸能においてもっとも重要な要素ではありますが、難しい表現のなかでも妥協せずに行う事は決して容易ではありません。Gauri Didiの踊りは私もお手本にしたい、するべき1人だと思っています。

そんなGauri Didiのワークショップに初めて参加させてもらったのが去年の2月。KADAMBの公演でご一緒させていただき、ご厚意で急遽レッスンを行ってもらえる事になったのでした。あのときの感激は今でもよく覚えています!

Workshop by Gauri Diwakar ji Kadamb,2020

そして1年後。こうしてまたワークショップの機会を設けてくれたKADAMBの皆と、師匠クミベンには感謝しかありません。
オンラインでレッスンを受ける難しさはありましたが、久しぶりにインドの熱い風を感じて必死な5日間でした!Gauri Didiの素敵な言葉の数々を胸に留めて、教えていただいた曲を爽快に踊りこなすにはもう少し時間がかかりそうですが、近いうちに皆さんにお披露目できるように準備して参りますのでどうぞお楽しみに!

そして画面越しに再会した友人たち。元気そうで本当に嬉しいです。
インドでは公演活動が再開した様子で、オンライン配信時に観客の歓声が聞こえるようになりました。
私もまた皆と共に舞台に立つ日が楽しみです。置いていかれないように頑張らないと!