Nritya Angan

Nao Tsutsumi official web site

Nritya Angan

舞踊と武道のあいだで

blog

先週、尊敬するダンサーさんの1人である鈴木ユキオさんのワークショップに参加させていただきました。
前回参加はコロナ前だったので、3、4年ぶりの参加です。普段とは違う身体の使い方に全身がギシギシと唸り声をあげるようでしたが、充実した時間となりました!

ユキオさんの身体表現はひとつひとつの繋がりがとても自然で、体の内側を波が伝わっていくような印象があります。その表現が素敵だなあと感じてワークショップにも参加させていただくようになりました。
参加するようになって気付いたのは、ユキオさんの説明の言葉が時々「太極拳的」であることでした。もちろん私の経験に則して頭の中で勝手に変換している可能性もありますし、ユキオさんに武道の経験があるかは伺っていません(今度聞いてみたいです)

もともと私は舞踊と武道の体の使い方について、アプローチは違えど、やろうとしている事は同じだなと感じています。具体例をあげるとマニアックすぎるので省きますが、私のカタックの経験と太極拳の経験を通して感じ結びついていたことを、ユキオさんの言葉で改めて確認することも多く。答え合わせをするためにワークショップに参加している訳ではないのですが、第三者目線での意見が聞ける興味深い勉強の時間となっています。

そういえば以前、太極拳の動きを舞踊にしたらどうなるかと思い、24式という型の一部分をモチーフに簡単な即興作品を「習作」として公開しました。
普段はカタックに太極拳の身体の使い方を取り入れているので、逆パターンに挑戦してみたらどうなるかという思いつきだったのですが、そのうち24式通してのアレンジに挑戦してみたいですね!