Nritya Angan

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KADAMB公演 YUGANTAR

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2月4日と5日の2日間にかけて、アーメダバードにてKADAMBの公演が行われました。
師匠であるKumudini Lakhia先生の90歳と、教え始めて60年をお祝いする一大イベントはYUGANTARと名付けられ、100名を超えるKADAMBの子供たち、シニア生徒とデリーから来てくれるお馴染みのボーイズチーム、5名のミュージシャン、そしてゲスト出演は以前KADAMBでも学んでいた世界的ダンサーのAditi Mangaldasと、力強くクリーンな踊りが魅力的なGauri Diwakarのお2人。
なんとも豪華な強力なメンバーが集まり、1000人規模の会場はあっという間にチケットが売り切れるほどでした。

この記念すべき公演に、私もシニア生徒の一員として出演させていただきました。
初日のオープニング作品DHABKARは、50年前にクミベンが初めてコンテンポラリーカタックの制作に取り組んだという演目。
公演にはオリジナルのDHABKARを踊った大先輩がたも見に来てくださり、改めてKADAMBが歩んできた歴史を感じた貴重な機会となりました!

TEAM DHABKAR 2020!

そしてもうひとつは、先生方が颯爽と踊る姿に憧れていつか挑戦したいと思っていた赤い衣装のTARANAです。
ゆったりとした優雅な始まりからモダンな要素を取り入れたダイナミックなフィナーレまで、KADAMBのエッセンスを凝縮したかのようなユニークな構成は日本の皆さんにもぜひ見てもらいたい作品です!

公演タイトルのYUGANTARは「新しい世代に受け継いでいく」という意味だそうです。
最初に子供たちのリハーサルを見たとき、なぜだかとても嬉しくて胸がいっぱいになってしまい涙があふれてきました。
後で言葉に込められた意味を聞いて腑に落ちて、うまく言葉で表せない感情でまた胸がいっぱいになりました。
私自身も日印双方で多くの先生がた、先輩がたから沢山のものを受け取り、いま自分にも後輩たちがいて伝えられることがある。
その大きな流れのなかに自分も存在していること、普段は日本にいる私を仲間として迎えてくれることを本当に嬉しく、有難く、そして誇りに思います。

クミベンを中心に、シニアとデリーボーイズ、ミュージシャン、ゲストとカダンブチーム
(昨年来日したモヒットもいます。探してみてくださいね)
師匠クムディニ・ラキア先生と。
素敵なビンテージサリーをいただきました。

いまKADAMBでは次の公演を控えたメンバーが、毎日夜遅くまでリハーサルを続けています。
私も数年前から毎年オファーをいただいていたフェスティバルに、今年初めて参加することになりました。
頭を切り替えて、また頑張ってまいります!

2/16 Gandhinagar, 2/17 Varoda,Gujarat
もしこちらに来る予定がありましたら、ぜひお越しくださいね。