Nritya Angan

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帰国しました!

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気温42度のアーメダバードから先週末に帰国しました。
急激な環境の変化にまだ心身が少しぼんやりしていますが、まだいくらか残っていた桜を眺めて日本に帰ってきたことを穏やかに実感しています。

昨年大晦日の飛行機で日本を出発してから3か月と2週間。
あっとう言う間に時間は過ぎ去り(毎度のことですが)激しく後ろ髪を引かれながらの帰国となりました。

以前もお伝えした通り、kadambの生徒発表会では師匠クムディニ・ラキア先生のメモリアルイヤーとして過去に上演された作品のリメイクに参加しました。
振付構成、音楽もすべて何十年も前に制作されたとは思えないような、今なお斬新でユニークな作品を目の当たりにできたことは、今回の滞在で一番大きな経験であったと思います。最新作Merakiとあわせて、その発想の自由さに改めて驚かされます。
kadambは前回の来日公演からだいぶ年月が経ちましたので、日本の皆さんに是非見てもらえる機会があると良いのですが!

他にも先生の1人であり、姉弟子であり、頼れる姉御でもあるサンジュクタ・セナとともにデリーで開催されたイベントにも出演させていただきました。
インドを流れる7つの川をテーマに毎年行われている大きなイベントで、歴史遺産であるフマユーン廟の敷地内に立派なステージが設けられました。
ショーの最期に本物の火を使ったプジャを行ったのですが、強風にあおられて火が燃え盛ってしまい冷や汗をかいたのは良い思い出です。

常にパワーアップし続けて私を驚かせるKadambの仲間たち、いつも素敵なアドバイスをくれる優しくてお洒落な先生方、そして度々kadambの公演に参加する強力でgreatなゲストダンサーの面々にも久しぶりに再会しました。
ダンス以外の時間でも、お茶やお買い物を一緒に楽しみ、たわいのない話で和ませてくれるアーメダバードの友人たち。
いつも私に刺激と情熱をくれる大事な人々、馴染みの場所。
一部の友人は「夏休みを終えて、1ヶ月程度でまたアーメダバードに帰ってくる」と勘違いしているようですので、またすぐ戻らなければ怒られてしまいますね(笑

ですがその前に、日本でやるべき事にしっかりと取り組まなければなりません。

まずは来週4/27(土)アトリエ第Q藝術での、サロード奏者ディプトニル来日公演。
サロードは「美しい音」を意味する言葉だそうです。その名の通り、シタールとはまた違うエキゾチックで不思議な音色がとても印象的です。
日本にはサロードを演奏される方はまだ少ないですので、ぜひ聴いていただきたいです!
そして生演奏でのワークショップも貴重な機会です。古典音楽の基本的な構成と、それにどうダンスが絡んでくるのか。即興での掛け合いに挑戦しながら楽しんでいただきたいなと考えています!
まだご予約を受け付けていますので、ぜひご参加ください!