Nritya Angan

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Nritya Angan

久しぶりに行ってきます!

インドはフェスティバルシーズンを迎えて、各地で舞踊や音楽など様々なプログラムが開催されています。

私はいま、この投稿をカジュラホのダンスフェスティバルのオンライン配信を見ながら書いています。
Khajuraho Dance Festivalは毎年異なる踊り手が大勢登場する、1週間ほど続く大きなフェスティバルです。インド国内ではテレビ中継があるのですが、コロナ禍に一般的になったオンライン配信のおかげで日本からも見られるようになりました。

残念ながら私の留学中にはKadambにオファーが来なかったのですが(本当に残念です!)今年は出演があり、友人や後輩たちの華麗なステージを見て嬉しいやら悔しいやら。
皆と一緒にステージに立った懐かしい演目に、私も袖を通した可愛らしい衣装。配信を見ながら必死に練習した日々を思い出します。

とは言え、突然のロックダウンから慌ただしく帰国しての3年間…ほとんど練習していない…ステージにもあまり立っていない…。
この鈍りきった自分を鍛え直すべく、あれ以来のインドに行ってくることにしました。正直なところハードな練習についていける自信がありませんが、今の自分にできることを精一杯やってこようと思います。

お世話になった師匠にも無事をきちんとお伝えしたいですし、久しぶりに友人たちに会えるのも楽しみです!
1ヶ月程度の短い滞在ですが、初心に戻って頑張ります。

川崎クラスは私の不在中も変わらず土曜10時から行います。
留守を任せる生徒さんがたには申し訳ないですが、自分たちで考えて練習するのも大事な勉強です。みんな頑張ってね~!

私はいませんが見学、参加は可能です。ご希望のかたはお問合せください。

太極拳 指導員になりました!

楊名時太極拳指導員のお免状をいただきました!
(写真は楊玲奈先生と一緒に撮っていただきました)

昨年12月に指導員審査を受け、先日お免状をいただきました。
いつも明るく楽しくご指導くださる先生方、支えてくださる先輩方、どうもありがとうございます。

筋トレが苦手で体幹が貧弱だった私が、楽しみながらトレーニングを続けられるようにと始めた太極拳。続けていくうちに、それ以上に踊りに応用できる要素や日常生活への助けとなることに気付きました。
これは長く続けたほうが良さそうだ。どうせ続けるなら少なくとも指導員までは頑張ってみよう。と、目標にしていた指導員のお免状。留学中はお稽古にも参加できず、予想していたよりもだいぶ時間がかかってしまいました。

インド滞在中もカタック練習前のウォームアップや気分転換に、ときどき八段錦や二十四式を行っていました。鳥の声を聴きながら行う太極拳に「なんて贅沢な時間だ~」と思っていましたが、数週間も続いてくると先生方や先輩方と共有する時間が懐かしくなってしまいます。
楊名時太極拳は声を発しながら行う訳ではありませんが、その場を共有している空気感には言葉ではないコミュニケーションが生まれているようです。共にお稽古する仲間がいる有難さを強く感じますね。

そんな経験もあり、コロナ禍で日本にいる間に集中して取り組みたい事として太極拳のお稽古、指導員の審査を受ける、と心に掲げていました。達成できて良かった!

これからは、より専門的な勉強会にも参加できるようになりますし、それを皆さんにシェアしていく立場となります。
気負わずにのびのびと健やかに。カタックだけでなく太極拳で皆さんと過ごす時間も作っていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします!

新年のご挨拶&配信のお知らせ

新年おめでとうございます。
2023年が笑顔と好奇心に満ちた年になりますように。

私個人としては、この数年もやもやと頭の中だけで漠然とイメージしてきた事が、もう少し具体的にまとまるといいなと思っています。
そして日本にいる間にカタック教室と並んで積極的に取り組みたかった太極拳も、昨年末に指導員の審査に合格しました。こちらも更に研鑽を深めて、皆さんに色んなことをお伝えしていけるようになりたいですね。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします!

ここからは動画配信のお知らせです。

昨年10月に出演させていただいたドゥルガー祭。
アーカイブ配信がスタートしました!

販売サイトTeket 
 アーカイブ配信「ドゥルガー祭」https://teket.jp/5655/19400
1/31まで¥1000で有料配信しています。

それぞれの師匠のもとで研鑽を重ね、長い年月の後に再会した一夜。
お客様のなかにも懐かしい顔が多く、喜びと感謝にあふれた素晴らしい時間となりました。それと同時に自分の未熟さと古典芸能の奥深さに打ちのめされた日でもあります。

あの日一緒に過ごしてくださったかたも、残念ながら行かれなかったというかたも、1000円くらいなら見てもいいかなというかたも、ぜひご覧ください!

舞踊と武道のあいだで

先週、尊敬するダンサーさんの1人である鈴木ユキオさんのワークショップに参加させていただきました。
前回参加はコロナ前だったので、3、4年ぶりの参加です。普段とは違う身体の使い方に全身がギシギシと唸り声をあげるようでしたが、充実した時間となりました!

ユキオさんの身体表現はひとつひとつの繋がりがとても自然で、体の内側を波が伝わっていくような印象があります。その表現が素敵だなあと感じてワークショップにも参加させていただくようになりました。
参加するようになって気付いたのは、ユキオさんの説明の言葉が時々「太極拳的」であることでした。もちろん私の経験に則して頭の中で勝手に変換している可能性もありますし、ユキオさんに武道の経験があるかは伺っていません(今度聞いてみたいです)

もともと私は舞踊と武道の体の使い方について、アプローチは違えど、やろうとしている事は同じだなと感じています。具体例をあげるとマニアックすぎるので省きますが、私のカタックの経験と太極拳の経験を通して感じ結びついていたことを、ユキオさんの言葉で改めて確認することも多く。答え合わせをするためにワークショップに参加している訳ではないのですが、第三者目線での意見が聞ける興味深い勉強の時間となっています。

そういえば以前、太極拳の動きを舞踊にしたらどうなるかと思い、24式という型の一部分をモチーフに簡単な即興作品を「習作」として公開しました。
普段はカタックに太極拳の身体の使い方を取り入れているので、逆パターンに挑戦してみたらどうなるかという思いつきだったのですが、そのうち24式通してのアレンジに挑戦してみたいですね!

ディワリ・イン・ヨコハマ ご来場ありがとうございました

ディワリ・イン・ヨコハマ2022 無事に2日間が終了いたしました。
15日、16日と両日参加させていただき、たくさんのかたにお会いすることができて嬉しいです!
なかには先日のドゥルガー祭を見てディワリにも足を運んでくださったかたや、2日間とも見に来てくださったかたもいました。ありがとうございます!

15日は私ひとりで。
ボリウッドダンスに囲まれての出演は、インドでは滅多に無い状況で緊張してしまいました。ですが賑やかなボリウッドグループの後に、ひとりシンプルな衣装で出たせいか古典との対比を興味深く見てくださったかたも多かったようです。
ステージ後はたくさんのお声がけをいただきました。どうもありがとうございます!古典の美しさを感じてもらえたら嬉しいですね。

16日は川崎クラスの皆さんと。
緊張しながらも笑顔がチャーミングな皆さんを横から見守りながら、「自慢の生徒さんたちです!」と声を大にして言いたい気分でした。皆さん本当に頑張ってくれました!
衣装は中島さち先生からお借りしました。こちらも上品で美しいと好評でした!そうでしょうそうでしょう!(勝手に自慢)

多くのかたに見守られ、サポートしていただいての2日間。本当にありがとうございました!また近いうちにお会いできることを楽しみにしています。


また、ディスカバーインディアクラブ(DIC)の会長ラビンダー・マリク先生の訃報を聞き、とても残念でなりません。
マリク先生はあたたかいお人柄で常に私たちを見守ってくださいました。詩吟を嗜まれ、今年の夏七段を取得されたばかりでした。対面でのDICミーティングが再開したら、お祝いをお伝えしたかったのですが叶わなくなってしまいました。
きっとディワリのあたたかな光とともに旅立たれたのだと思います。ありがとうございました。

(詳細はDICのfacebookページ等でご確認いただければ幸いです)

出演のおしらせ ディワリ・イン・ヨコハマ2022

3年ぶりに横浜にディワリが帰ってきます!
(写真は2019年に出演したときのものです)
インド舞踊、音楽、食品から衣類雑貨まで、港町ヨコハマでインドをまるごと楽しめる2日間。今回は両日とも出演させていただくことになりました!

インドフェスタ ~ディワリ・イン・ヨコハマ~ 2022
10月15日(土曜)、16日(日曜)横浜山下公園
開催は11:00頃から18:00まで。入場無料です。

私の出演予定時刻は下記の通りです。
(天候や進行状況により変更となる場合がありますのでご注意ください)
10月15日(土)16:40 堤菜穂 ←ソロでの出演です。
10月16日(日)15:45 堤菜穂 Nritya Angan group ←川崎クラスの生徒さんと一緒です。

10月も半ばとなると夕方は肌寒くなりますので、どうぞ暖かくしておいでくださいね。

ドゥルガー祭 ご来場ありがとうございました


10月1日錦糸町のシルクロードカフェにてドゥルガー祭が開催されました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!いただいたどの写真も皆いい笑顔で、出演者もご来場の皆さんも一緒に素敵な時間を過ごせたんだなと嬉しくなります。

主催はタブラの石田紫織さん、素晴らしい機会をありがとう。シタールは国分日月子さん、カヤールの山本英里さん、オディッシーの篠原英子さん。
終演時の挨拶でもお話しましたが、皆さんは私がカタックを習い始めてヒヨコのように頼りなく踊っていた頃からお世話になっているかたばかりです。お互いヒヨコとして切磋琢磨し年月を経て、それぞれが師匠のもとで様々な経験をつみ、それぞれが有難くも生徒を持つ身となりました。
その私たちがこうしてまた共に舞台に立つ機会をいただき本当に嬉しいです。

ヒヨコの当時をよく知る友人たちも多く駆けつけてくれて、久しぶりの再開を喜びあいました。いま振り返ってみればあっという間の年月でしたね。

とはいえ私の出来はアレもコレも反省することばかり…ドゥルガー様に「もっとしっかりやりなさい!」と後頭部にコツンと喝を入れられた気分です。

また共に時間を過ごせますように。
胸を張って再会できるように、楽しみながら気を引き締めて精進してまいります。

出演のおしらせ 10/1

多くの公演や企画でお世話になっているタブラの石田紫織さんにお誘いいただき、ドゥルガー祭に出演させていただきます。

グジャラート州ではあまり大きな行事ではありませんが、ベンガル州あたりではDurga pujaは一大イベントですね。虎やライオンに乗った姿で描かれるドゥルガーは、戦うために生まれてきたパワフルで美しい女神様。
このドゥルガー祭でも出演者それぞれがドゥルガーにまつわる演目を務める予定です。

このところ創作が続いていましたので、重厚な古典の演目は久しぶりですね。私自身とても大好きな演目でもあり、ドゥルガーの堂々とした力強さを表現した構成と音楽はわくわくしてしまいます。演目に負けないように、しっかりと準備してまいります!

そして共演の皆さんは、私がひよこの様にピヨピヨ踊っていた頃からお世話になっている方ばかり。コロナ禍もあって久しぶりに会える人も多くこちらも楽しみです。

ドゥルガー祭は10月1日土曜。錦糸町シルクロードカフェにて。
ねこ好きに嬉しいねこ割もあります。
詳細やご予約は、下記のtaalmandaliへお問合せください。

info@taalmandali.com
https://taalmandali.com/druga2022



ご来場、ご視聴ありがとうございます。

大阪カルダモンカフェにて開催のDANCE 5DAYS 
初日の22日に出演させていだきました。ご来場くださった皆さま、配信をご覧くださった皆さま、ありがとうございました!

アーカイブ版の配信は8月30日0時までです。(チケット販売は29日22時まで)
残り数日ですがまだご覧いただけますので、まだのかたは是非ご覧ください。
https://teket.jp/360/13595 (視聴申し込みページが開きます)

とても心地良い空間で照明も凝ってくださり、さらに開演時にはスモークまで焚いてくださって至れり尽くせりの開幕となりました。
途中に機材トラブルもありましたが、お陰様で無事に終演。場を整えきめ細かくフォローしてくださったカルダモンカフェの皆さまには心より御礼申し上げます。共演のダイキチさん、いつもサポートしてくださるよしえさんもありがとうございます。

このトラブルは何ともインド的だなあと感じると同時に、わははと笑い飛ばせる度胸を培うことができた「毎日トラブルとハプニング続きのインド生活」にも感謝ですね。

さて、まだ視聴を迷っているかたには下記の動画をどうぞ。
こちらはアーカイブより作成したダイジェスト版です。本編は衣装替えも有りの大ボリュームで、日本の古典である大蛇と三番叟を上演していますので、視聴が可能な期間中にぜひご覧いただけたら嬉しいです。

会場には以前神戸で行った、Mohitの来日ワークショップに参加してくださったかたも来てくださいました。ありがとうございます。
大阪でも徐々にイベントが再開されてきているそうですね。賑やかな日常がはやく戻ってきますように!

大阪の皆さま、またお会いしましょうー!

いよいよ来週、大阪です

まだ先だな~と思っていた大阪カルダモンカフェでの公演。いよいよ来週になりました!

新型コロナの状況によっては配信のみの可能性がありましたが、現在の様子だと入場可能なようです。ご来場予定のかたは念のため、お出かけ前にカルダモンカフェさんへご確認ください。
個人的には久しぶりの大阪、久しぶりの新幹線でとても楽しみにしています。(配信の場合でも私は大阪に参ります)

日本の古典文学と融合させる試み… 唸りながら構成を考えるなかで、改めて日本的な物事や自然の捉え方を肌で感じています。浄瑠璃の言葉つかいは現代では難しい場合も多いですが、日本振袖始はエンターテイメント性あふれる冒険譚でもあり、三番叟は自然や動物に繁栄長寿を願い祝う穏やかな演目です。
難しく考えずに楽しんでいただけたら嬉しいです!

まもなく9月以降の予定もお伝えできるかなと思いますので、楽しみにお待ちくださいね。

そして川崎教室にも新しいメンバーが増えて賑やかになってきました。カタックが初めての生徒さんもメキメキ上達中です。
2月にスタジオで行ったプチ発表会もお客様との距離感が新鮮でしたが、舞台にも立てるようにビシバシ鍛えて…(なんて言ったら怖がられてしまうかな?)

野外イベントや公演活動など各地で徐々に再開してきています。
どこかでお会い出来たら嬉しいです!